「会計王」や「みんなの青色申告」でバックアップファイルは他のシリーズでも使えますか?

あなたは、会計王やみんなの青色申告の新シリーズを購入し、初めて起動した際に次のような画面を見た記憶がありませんか?

 

 

会計王やみんなの青色申告の新シリーズを購入した際にまず初めにやるべきことは過年度分のデータをコンバートしすることから始まります。これが正規の手順になります。

あなたは、おそらく、真ん中の 【 旧製品のデータを使用する 】 を選択して、データ登録の作業を進めるでしょう。
これも間違っておりません。

 

また、左隣の 【 バックアップファイルを使用する 】 という方法でもバックアップファイルの年分の会計データをデータ登録することができます。
この方法もしっかりとナビゲーションでエスコトートして頂けますので、流れのとおりに進めて頂ければ問題がないかと思います。

 

会計データを登録する度に 【 ダイレクトメニュー 】 ☞ 【 ファイル 】 ☞ 【 新規作成 】 から、いちいちデータ登録するのも大変、手間のかかる作業になります。

そこで、前置きが非常に長くなってしまいましたが、データバックファイルを使用して会計データを登録できるのであれば、データ復元でも会計データを登録できるのではないかという疑問がでました。

今回は、データ復元を利用して会計のデータ登録ができるのかどうかを検証していきたいと思います。

 

 

新製品のデータ復元で旧製品のバックアップファイルをデータ復元することが可能なのか!?

 

まず、みんなの青色申告20を起動します。
下の画面はみんなの青色申告20の最新シリーズになります。
【 ダイレクトメニュー 】 ☞ 【 ファイル 】 ☞ 【 データ復元 】 をクリックします。

 

 

下のファイルの拡張子は、「ACCSTD19BK」となっております。
つまり、会計王(会計王スタンダード)19シリーズのバックアップファイルを示す「BK」の記載もあります。
参考までにみんなの青色申告の場合の拡張子は、「ACCPER19BK」となっております。
興味のある方は、ご確認ください。

 

 

今回は、こちらの会計王19のバックアップファイルを使用して検証してきたいと思います。
復元元ファイルの 【 参照(F5) 】 で先ほどのバックアップファイルを指定します。
下の復元先ファイルは、指定があれば 【 変更(F3) 】 をクリックし、指定します。

 

準備ができましたら、 【 OK(F12) 】 で次へ進みます。
指定したファイル名に誤りがないか確認し、 【 OK 】 で次へ進みます。

 

【 データ復元 】のダイアログボックスが表示され、データ復元が開始します。
データ復元の進捗状況を示すバーが表示されましたので、復元できるのではないでしょうか。

 

作業完了のダイアログボックスが表示されます。
データ復元が正常に終了しました。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

旧シリーズから新シリーズへ会計データを移行する際にはいくつかの方法があります。

 

★一般的な 【 新規作成 作成方法選択 】 を利用するケース

初心者に優しい設計になっております。

  • 旧製品のデータを使用する。
  • バックアップファイルを使用する。

この二つの方法が一般的だと思いますし、一番、間違いがない方法だと思います。

 

★ 【 データ復元 】 から旧製品のバックアップファイルを読み込むケース

今回、検証した方法になります。
こちらを利用してくださいと推奨するわけではありませんが、このようなやり方があるんだなと思って活用して頂ければと思います。

また、お気づきだと思いますが、旧製品であれば、同じ製品のみんなの青色申告だけでなく、会計王のバックアップファイルでも 【 データの復元 】から読み込むことができましたので、あなた自身にとって、都合の良い方法で利用してみてください。

 

 

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