今や大変、激熱のKey word、『収入の前年同月比20%減少』、または『収入の前年同月比50%減少』という言葉をあなたはよく耳にしませんか?
昨今、COVID-19いわゆる新型コロナウィルス感染症の終わりの見えない不安のため、毎日、目にするある意味、大変、激熱のKey wordに成長してしまいました。
そのようななか、持続化給付金等を始めとした様々な給付制度において、『収入の前年同月比20%減少』、または『収入の前年同月比50%減少』を確認するため、年度ごとに会計王やみんなの青色申告を切り替えたり・・・と割と手間がかかります。
今回は、会計王やみんなの青色申告で、簡単に前年同月比を確認するための方法をお伝えします。
地味だけど忘れないで?前年同月対比表の存在!?
会計王やみんなの青色申告では、あなたが仕訳として入力した会計データを様々な経営資料として活用できるように配慮されております。
あなたは次のようなことで困ったと思ったことや大変だと感じた経験はありませんか?
☑ 会計王やみんなの青色申告の会計データをエクセルに切り出した経験。
☑ 集計された数字を細かく拾いながら加工する手間や苦痛。
☑ 紙を使って集計する場合は、合計が合わずにイライラした経験。
このようなあなたの手間や苦痛から解放してくれる優秀な機能の一つが、前年同月対比表でになります。
前年同月対比表とは文字どおり、今期の特定の月と1年前の同じ月と比較してどのような状態になっているのかをあなたにお示しする機能となっております。
あなたの第一印象は、いかがでしょうか?
個人的には数字に関わってきたので、悪い印象はないのですが、数字が嫌いな方は、ただひたすら数字が羅列されているだけでも嫌なマイナス印象を持たれるかもしれませんね。ここだけの話、実は数字が羅列されているので、かなり、嫌われております。
にもかかわらず、こちらの前年同月対比表は、今になって、大変、注目される機能に昇格されてしまいました。
勘のよい方はおわかりになられたかと思いますが、『収入の前年同月比20%減少』、または『収入の前年同月比50%減少』という今や大変、激熱のKey word!
今やこのKey wordを聞かない日はありませんね。
会計の作業をきちんと進めるだけで会計王やみんなの青色申告では、このような資料ができあがってしまいます。
上の表では、次のように表現しております。
- 赤い枠 ☞ 前年1月の売上高の合計額を表しております。
- 青い枠 ☞ 今年1月の売上高の合計額を表しております。
- 黄い枠 ☞ 今年1月の売上高は前年1月の売上高と比較してどれだけ増減したかの増減率を表しております。
【計算式】
1-{(今年1月の売上高の合計額)÷(前年1月の売上高の合計額)}
もう、この表を一目、見るだけで、自分のところが該当しているか否かの判断を簡単につけることが可能になってしまいます。
会計王やみんなの青色申告を利用されているあなたは、是非、活用してみてください。
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気になる前年同月対比表の場所は?
気になる前年同月対比表の場所になります。
まず、 【 ダイレクトメニュー 】 ☞ 【 分析 】 ☞ 【 前年同月対比表 】 をクリックします。
今回は、『収入の前年同月比20%減少』、または『収入の前年同月比50%減少』を確認するためだけなので、赤枠で囲ったところを調整します。
- 累積計算(R)の ☑ マークを外します。
累積計算に ✔ マークを入れると毎月発生した金額が合計して表示されます。
- ゼロ非表示(Z)の ☑ マークを ✔ します。
ゼロ非表示の ✔ マークを外すとゼロになっている科目も含めて全科目が表示されます。
ここは表を見やすくするために ✔ マークを入れて使っていない科目は非表示にします。 - 表示切替(C)のプルダウンで表示する期間を選択します。
集計できる期間は、①月次対比、②四半期対比、③半期対比の3種類になります。
今回は、『収入の前年同月比20%減少』、または『収入の前年同月比50%減少』を確認することが目的になりますので、 【 月次対比 】 を選択します。
まとめ
いかがでしたか?
最近、COVID-19いわゆる新型コロナウィルス感染症の終息という終わりの見えない不安のため、『収入の前年同月比20%減少』、または『収入の前年同月比50%減少』は、毎日、目にするある意味、今や大変、激熱のKey wordに成長してしまいました。
会計王やみんなの青色申告を利用さえしていれば、 【 ダイレクトメニュー 】 ☞ 【 分析 】 ☞ 【 前年同月対比表 】 で素早く『収入の前年同月比20%減少』、または『収入の前年同月比50%減少』を確認することができます。
誰しも良い数字の時は見たくなりますが、悪い数字の時は見たくないものです。仮に悪い数字だからといっても、あなたは子供ではないので、誰かから怒られる訳ではないではありませんか。
前年同月対比表を確認して、良い時は素直に喜ぶ、悪い時は失敗を繰り返さないように前年同月比表を参考にして改めるべきところを改める。このような距離感で、末永くお付き合い頂ければと思います。
また、毎月、固定的に発生する保険料、リース料、地代家賃、給料等は、前年同月対比表で比較して見ることにより、計上漏れ等を発見できるというメリットも多々あります。
せっかく、前年同月対比表に出会った良い機会です。
これを縁として、日頃から前年同月比表を気軽に利用して頂ければと思います。