「会計王」や「みんなの青色申告」で令和2年の会計データを入力したいのですが?

あなたは、記念すべき令和元年の確定申告はもうお済みでしょうか?
今回の確定申告は、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡散防止の影響により、1ヶ月間、提出期限が延長となりました。

この件につきましては、こちらを参照ください。

さて、あなたが新しい年の会計データを入力しようと思う時にまず、やるべきことは、入力した今までの年の会計データを更新しなければなりません。今回は会計データの次年度への更新の方法をお伝えします。

次年度更新の作業方法は?

  1. ダイレクトメニューを表示
    【 ダイレクトメニュー 】 ☞ 【 決算 】 のタブ ☞ 【 データ次年度更新 】 をクリックします。

  2. データ次年度更新を表示
    【 データ次年度更新 】 が表示されます。
    問題がなければ、 【 OK 】 をクリックし、次へ進みます。

  3. 確認画面の表示
    作業内容の確認画面が表示されます。
    【 OK 】 をクリックし、次へ進みます。

  4. 次年度更新中の表示
    【 次年度更新中 】 が表示され、会計データの更新が行われます。
    この間は、不用意にパソコンの電源を落としたり、再起動することなどはお控えください。

  5. 作業完了の表示
    作業完了の確認画面が表示されます。
    「データの次年度更新が正常に終了しました。」と表示されましたら、次年度更新が正常に完了しました。
    【 OK 】 をクリック ☞ 【ダイレクトメニュー】 へ戻ります。

  6. ダイレクトメニューの表示

    【 ダイレクトメニュー 】 が表示されます。
    屋号の下の会計年度を確認し、次年度更新されたか否かを必ず、確認します。

『前年度のデータを変更した場合』とはどんな場合なの?

上記⑤で「今後、前年度のデータを変更した場合は、[導入]-[期末残高繰越処理]にて新年度へデータの繰越を行ってください。」という一文が記載されております。


この文章の意味は、会計を入力された方が、次年度更新後、仕訳の誤りを発見し、前年の会計データへ修正を加えたことにより、行う手続きを意味しているものではありません。
あなたが申告作業を会計事務所へ依頼した場合を想定しております。
決算の数字が固まった後にのみ限定して次年度更新を行った場合、会計事務所で決算修正仕訳などの決算の数字が確定するまでの間のおおよそ数週間、あなたの次年度以降の会計の入力等の作業がストップしてしまいます。これでは日々、会計を行うという大前提が本末転倒になってしまいます。このための救済処置としての機能となっております。
あなたが不用意に前年度の仕訳を修正してしまいますと会計データと税務署へ提出した青色決算書の整合性が取れなくなってしまうことにつながりかねません。軽率な行動は控えましょう。

万が一、前年の仕訳で誤りを発見した場合には、速やかに会計事務所、又は最寄りの税務署へご相談し、然るべき指示を仰いでください。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、データ次年度更新についてお伝えしました。

昨年1年間、業績が良かった方も悪かった方もいらっしゃると思います。
会計データの次年度更新をするとどちらの場合も『また1年間、頑張ろう』と新たな気持ちになるものです。

是非、その気持ちを1年間継続し、『会計データの次年度更新』の時期を迎えて欲しいなと切に願います。

また、今回の確定申告は、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡散防止の影響により、1ヶ月間、提出期限が延長となりましたが、次回の確定申告は、通常の提出期限になるでしょう。
日頃から、コツコツと会計処理を進めて提出期限に間に合わなかったというようなことはないようにしましょう。

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